神戸市のポートアイランド内にあるバンドー神戸青少年科学館は、科学と宇宙の体験・体感ができるサイエンスミュージアム。2024年に開館40周年を迎え、リニューアルのため館内の一部を閉鎖していましたが、3月26日(水)にリニューアルオープンしました。

2022年のリニューアルでは、プラネタリウムの大規模改修や多目的ドームシアター化などを実現した同館。今春、新たな装いとなったのは、南館1階の第1展示室と北館1階の第6展示室です。
第1展示室は「物理・化学」の展示室となり、シンボル展示として『スパークポッド』が登場。展示室の中央にあるこの展示では、“回転する大きな円形の台の上でボールを転がすとどうなるか”という体験ができます。物理で学習する、“コリオリの力”という現象を再現しているそうです。


『モーションステージ』という展示では、ボールを使って「まわる」「ころがる」「ゆれる」「落ちる」「とぶ」の5つの動きを体験できます。中央のゴールを目指して板を動かしたり、ボールを入れる地点を調節したりして、それぞれの現象を楽しみながら再現する展示となっています。

第6展示室は「サイエンスパーク」と名前を改め、公園のように、だれもが体験して楽しみながら科学に親しんでもらう展示を導入しました。
以前から好評だった展示はそのままに、10秒や50センチメートルという間隔を自分の感覚だけでぴったりはかることができるか挑戦する『感覚サーキット』や、車輪が四角形の三輪車で凸凹のコースをこぐ『四角い三輪車』などの展示が新たに登場しました。

