押し込むも宿敵・浦和に惜敗したINAC神戸 元代表は若きDFを叱咤激励「この経験をいかして」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

押し込むも宿敵・浦和に惜敗したINAC神戸 元代表は若きDFを叱咤激励「この経験をいかして」

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 一方、浦和の戦いぶりについて、川上氏は「本当によくなかった。いつになく出来が悪かった。自分たちのなかで攻めれないと思っていたと思うが、その代わり、GK池田咲紀子選手、DF高橋選手やDF石川璃音選手らを中心に『しっかり守るぞ』というところがすごかった、堅かった。守って、どこかで1チャンスがあるはずだと、そこを狙ってきて、プラン通りに仕留めた」と評価。直前に監督交代があるなど、難しい状況のなかで臨んだ女王の、勝利への執念を感じさせる守備を称えていました。

 番組パーソナリティーの1人で、INACホームゲームのスタジアムナビゲーターをつとめる宮川陽香さんは、現場で両チームの選手が試合後に涙を流していた様子を間近に見て、心が締め付けられるような思いにもなったそう。

 かつてINACのトップとして、浦和と何度も対戦してきた安本氏は、「この試合の重みがそこに出ていたと思う」と述べるとともに、「INACがこれから優勝するためには、今回のような、泣くくらいの(緊張感のある)試合を全試合続けないといけない。次、(日テレ・東京ヴェルディ)ベレーザに負けたら優勝の可能性はなくなると思うし、それは選手もファンもわかっていると思う。だから、どうやってチームが一丸になるかが大事になる」と、古巣にメッセージを送っていました。さらに、今後、ベレーザ戦までのカギとなる試合については第18節のサンフレッチェ広島レジーナとのアウェイ戦(4月19日)、第19節のセレッソ戦(4月27日)を挙げていました。

山本富造氏と安本卓史氏

 4月6日になでしこジャパンの試合があるため、今週はWEリーグ戦がお休み。次節、首位(勝点36、得失点差+16)のINACはホームで大宮アルディージャVENTUSと対戦。1試合未消化の3位浦和(勝点34、得失点差+17)は、4月13日(日)にセレッソ大阪ヤンマーレディースとのアウェイ戦に臨んだあと、その3日後の4月16日(水)に第15節延期分の2位ベレーザ(勝点35、得失点差+26)との上位決戦に挑みます。

【『カンピオーネ!レオネッサ!!』出演者、最終回のコメント】

◆川上直子氏
やっさん(安本卓史氏)に「ラジオをやってくれないか」と声をかけていただいたが、その縁で皆さんにお会いできて、その縁に感謝しています。生きている中でどれくらいの人に出会えるかはわからないもの。皆さんに出会えたことがすごくうれしいです。ひとつ心残りは、みやはる(宮川陽香)ちゃんの結婚を番組内で伝えられなかったこと! リスナーの皆さん、本当にありがとうございました!

◆寺田光さん
私は中学1年からこの番組に関わらせていただき、今年、二十歳になって、大学2回生。最初は何もわからないまま、つばきち(藤村椿)さんと番組をやらせてもらい、そこから(寺田)桜さん、磯(佳奈江)ちゃんさん、(近藤)岳登さん、(赤崎)夏実さん(※「崎」=たつさき)、(川上)直子さん、みやはる(宮川陽香)さん、そして、ラジオ関西の黒川さんや、やっさん、スポンサーやファンの皆さんといった、たくさんの方にお世話になりました。本当にうれしくて大好きな空間でした。本当に本当にありがとうございました!

◆宮川陽香さん
私は2年間、番組を担当させていただきました。もともとINACサポーターで、学生のころになでしこジャパンを見て、好きだった澤穂希さん、川澄奈穂美選手、高瀬愛実選手(※「高」=はしごだか)などが、みんなINACだったんです。ゴール裏などスタジアムに行っていた私が、まさか応援番組とスタジアムナビゲーターをできるとはという思いで……本当にありがとうございました! 今後もスタジアムにはいますので、ぜひお声がけください。

前列左から、寺田光さん、宮川陽香さん、川上直子氏。後列左から番組プロデューサーの黒川良彦、安本卓史氏、山本富造氏、神井花音さん

※なお、月曜午後6時30分から放送のラジオ関西新番組は、女性アスリートを応援するラジオ番組、『ハートフル・サポーター』(「・」はハートマーク)。パーソナリティーはDJ83(安本卓史)、TOMMY(山本富造)、Kanon(神井花音)が担当。初回・4月7日(月)放送のゲストは、元なでしこジャパンの澤穂希氏。

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