ストーリーは、パフュームが1970年にタイムスリップ。造成中の千里丘陵の大阪万博の会場に現れる。電気通信館のアテンダントコスチュームを着て空を駆けめぐり、どこかに向けて飛ばす紙飛行機。徐々に時代が進み、紙飛行機は時空を超えて2025年の夢洲・NTTパビリオンにたどり着く。そして、パフュームもそこに降り立つ、というもの。




パビリオン内で特殊なサングラスを装着すると、パフュームの3人が空間上で立体化し、すぐ近くで浮き上がるように映し出される。


55年の歳月が流れ、日本の通信技術やデバイス(端末)は大きく発展を遂げた。
ダイヤル式の黒電話からショルダーフォン、コードレスフォン、ファクシミリや携帯電話、スマートフォンの出現。そして遠隔地の空間をリアルタイムに好きなアングルから視聴できるIOWN。動いている対象物を、周囲の空間を含めて感知し、リアルタイムで点群化する。
IOWNは最先端の光技術を駆使し、遅延は従来の約200分の1。空間全体を高速大容量で伝送することで、被写体の周りに大量のカメラを設置して撮影する「ボリュメトリックスキャン」では実現できなかった、「リアルタイムの再現」を可能にしたという。


3人のシューズには加速度センサーを取り付け、夢洲のパビリオン内の会場に設置された128個の「振動子(振動を再現する部品)」を通じて、パフュームの「動き」も伝わる。
NTTのパビリオンでは、このデータをアーカイブとして活用する。
■Perfumeパフォーマンス(2025年4月2日 吹田市・万博記念公園 電気通信館跡地にて撮影した映像を伝送 ※パビリオンでは専用サングラスを装着)※映像提供・NTT
■本番収録後の、Perfumeのメッセージ ※映像提供・NTT





