

海外パビリオンをめぐっては、各国が自前で建設する「タイプA」の47か国(42館※)のうち、建設工事の完了証明を取得した国は33か国(28館※)、このうち使用許可が出たのは25か国(20館※)と、約半数にとどまっている。(※北欧は5か国共同、イタリアはバチカンと共同)


多くのパビリオンが事前予約制を導入し、定員に達したため当日予約ができないケースが多々あった。また予約の必要がないパビリオンでは、長時間待ちも。

東ゲートに近い「住友館」は樹木約1000本を利用。木目調の巨大なパビリオンが目を引き、6日午前、“待ち時間・3時間”の看板を掲げた。
会場西側、iPS心臓が注目される「パソナ・ネイチャーバース」も最大1時間の待ち時間となったが、広報担当者は、「うまく来館者の流れを作り、1人でも多くの方に待ち時間なく楽しんでいただけるよう最大限のオペレーションに努めたい」と改善に意気込む。

パビリオン以外でもさまざまな感想が。「ゲートをくぐったら、大きなミャクミャクが現れたので、思わず“ミャク”っちゃいました」とカメラに収めたのは大阪市東淀川区の20代の女性。
東ゲートから会場のシンボル・大屋根リングに向かう途中で、正座をして来場者をお出迎えする公式キャラクター・ミャクミャク像は絶好のフォトスポットに。多くの人々が集まった。


一方、同松原市の70代の夫婦は、「大屋根リングの上は人が多すぎて窮屈だった。眺めがいいから、しばらく景色を見たり、写真を撮ったりして立ち止まるので」と話した。そして「会場が広いから歩き疲れてしまう。もっと座る場所があれば」と指摘した。





