シンガーソングライターの近藤夏子が、自身がパーソナリティーをつとめるラジオ番組『Clip』で、シャ乱Qの楽曲『ズルい女』の魅力を独断と偏見で語った。
番組オンエア日に関係者が転勤で関西を離れることを知り、「Bye-Bye ありがとう さよなら」という歌詞がふと浮かんだという、近藤。同歌詞も話題となった『ズルい女』は1995年のミリオンヒットソングで、2020年にはCDリリース25周年を記念してレコード盤も発売された。
同曲が多くのリスナーをひきつけるポイントは、キャッチーで豪華なホーンセクションが印象的なイントロにあるといえるのではないだろうか。1度聴いたら忘れられないイントロは、近藤いわく、「名イントロ百選のTOP10に入るほどの名曲」とのこと。
歌詞については、「『ズルい女』の『ズル』がカタカナなのがちょっと今っぽいけど、何度も出てくる『あんた』は昭和の歌謡曲の雰囲気を感じさせる」と話し、トレンドと懐かしさのバランスに言及した。
さらに、「Aメロの文末では『会いたかったよ』や『あんたのため』という歌詞が効果的に繰り返されていて、思わず口ずさみたくなる。サビ前の『なぜ来ない来ない来ない来ない来ないあんたは』で一気にテンションを盛り上げていくのがすごい」と感嘆の声を漏らしていた。
ちなみに、相方パーソナリティーのタケモトコウジはシャ乱Q世代。CD音源を聴きながら「かっこいい」を連呼し、「メンバーのサイドステップも印象的だった」と当時の思い出を振り返っていた。
※ラジオ関西『Clip月曜日』3月24日放送回より
