豊岡はどこよりもお笑いに厳しい? 芸人・ユリオカ超特Qを育んだまち「地元で全然ウケないネタが…」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

豊岡はどこよりもお笑いに厳しい? 芸人・ユリオカ超特Qを育んだまち「地元で全然ウケないネタが…」

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 平田オリザさん(劇作家・演出家)のラジオ番組(ラジオ関西『平田オリザの舞台は但馬』)に、タレントのユリオカ超特Q(以下、ユリQ)さんが電話出演。

 芸人になったきっかけやプロレス愛、地元・兵庫県豊岡市への思いなどを語った。

 ユリQさんは、兵庫県城崎郡日高町(現・豊岡市)出身。実家は、平田さんが現在住んでいる場所のご近所なのだという。円山川や清滝地区は幼いころ格好の遊び場だった。高校時代には文化祭で演出を経験するなど、当時から目立つ存在だったという。

 そんなユリQさんが芸人になったきっかけは、ラジオ。大学卒業後、2年ほど会社員として勤めていた当時、関西でラジオ番組を持っていた大竹まことが好きだったため、ラジオ番組の生放送中に送ったハガキで「弟子にしてほしい」と直談判。ところが、大竹まことからは「弟子はとっていないので、とりあえずラジオにおもしろいハガキを送ってきて。見どころがあれば考える」とのコメントが返ってきた。

「『あしらわれちゃったな』と思いながらもせっせとハガキを送るうちに、大竹さんが所属されていた事務所でお笑い養成所が開校するというので、親に相談するよりも先に『会社を辞めます』とラジオで報告しました(笑)」(ユリQさん)

 その後、教師をしていた家族の猛反対を押しのけ、芸人の道へ。養成所で数年学んだところで大竹さんに改めて声をかけられ、晴れて“弟子”となった。自身もラジオ番組を持つようになったユリQさんにとって、いまも大竹さんは背中を追いかける存在だ。

 ユリQさんといえば、プロレスものまね。学生時代は実況アナウンサーに憧れたという。番組では、「1月4日東京ドームで『我々は殺し合いをしているんじゃない、わかってください』と言ったのに、活舌が悪く早口で何を言っているか分からない藤波辰爾」さんのモノマネを披露した。

 さらに、平田さんが、映画『幕が上がる』に出演したプロレスラー・天龍源一郎と偶然新幹線で遭遇したエピソードを受けて、モノマネで再現する場面もあった。

 浅草の東洋館に定期出演しているほか、半年に1度、1回90分ノンストップの漫談ライブも十数年続けている。

 6月29日(日)には、新宿バティオスで第37回の開催が予定されている。

単独ライブ『Q展』の様子
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