【沼荒らす 実写化という 外来魚】
ジャンルを意味する“沼”という単語から、実写化を外来魚にたとえた一句。米舞も、「好きな作品の実写化で、『どうしてこうなったの』と思うことがたまにあります」と本音を吐露した。
【熱愛も 結婚もいい 捕まるな】
この一句に、清水は「結婚しても恋愛してもいいんや」と驚きを隠せない様子。
一方の米舞はこの心境が非常によくわかるそうで、「『炎上せんといてくれ』と思います。切実ですよ」とコメント。「推しが見られなくなったり非難されたりすることに比べれば、熱愛も結婚も気にならない」とオタク心を明かした。
秀逸な作品が多数並ぶなか、2位に選ばれたのはこんな作品だった。
【君の名は。 聞くより先に 推しの子は。】
有名アニメタイトルを使って詠まれたオタクの習性に、「わかります。(推しが同じだったら)『お〜っ』と盛り上がります」と同意を示した米舞。
清水は、「(これが2位ということは)みんなそうなんやろね。なるほど」とオタクの気持ちを学んでいた。
最後に、1位の『ネ申』(大賞)に輝いた作品を紹介した。
【有り金を はたくオタクに 裏金なし】
時代を反映した一句に、「うまいなあ」と感心しきりの清水。「全部好きやからこそ、『ここにお金を使ってます』ということを誰に言うても恥ずかしくない。透明性があるお金を使っているということですね」と感想を述べた。

※ラジオ関西『Clip木曜日』より





