まさに、まさかの映画化！お菓子メーカー「ギンビス」（東京都中央区）のビスケット「たべっ子どうぶつ」パッケージに描かれているどうぶつたちが活躍するアニメ映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』が5月1日（木）から全国の映画館で公開される。どうぶつたちが世界のピンチを救うために戦う物語で、同社の宮本周治社長は「大人も楽しめるファミリー映画。老若男女、親子3世代で見てもらえたら」とコメントしている。
たべっ子どうぶつはライオンやゾウ、ウサギなどの動物をかたどった一口サイズのビスケットで、1978年発売。表面に「LION」「ELEPHANT」など英名が記されているのが特徴で、おやつを楽しみながら学べる知育菓子としても知られる。昭和、平成、令和と約半世紀にわたるロングセラーで、現在は世界20か国以上で販売。近年、パッケージに描かれたどうぶつたちのキャラクターがSNSなどをきっかけに注目され、とくに若者の間で一大ブームに。さまざまなグッズやイベントなど、いずれも人気を集めている。
映画は完全オリジナルストーリーで、おかしと人間が仲良く暮らす「スイーツランド」が舞台。歌って踊るスーパーアイドル「たべっ子どうぶつ」が、カワイイだけで戦闘能力ゼロながら、世界征服を狙う“わたあめ軍団”から仲間を救うために奮闘する、感動の物語となっている。監督は竹清仁、脚本を池田テツヒロが担当。ボイスキャストは、松田元太（らいおんくん）、水上恒司（ぞうくん）、高石あかり（ぺがさすちゃん）ら、今をときめく人気俳優陣で固めた。
完成披露試写会で松田は「たくさんの思い、いろんな愛が詰め込まれていて、どうぶつたちのモフモフとともに癒される作品。ラストもまさか！まさか！です。皆さんに楽しんでほしい」とPR。作品中、歌を披露している高石は「ぜひ音楽にも注目してもらえたら」と呼びかけた。
また映画公開に合わせて4月から全国のアミューズメント施設の景品として、アイドルに扮したどうぶつたちのBIGぬいぐるみやマスコット、シュシュなどが登場。5月はビスケット型チェーンポシェットなどもお目見えする予定だ。
