“幻のタイトル”も…近藤夏子がデビュー15周年の節目に語る、評価満点から生まれた名曲秘話 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“幻のタイトル”も…近藤夏子がデビュー15周年の節目に語る、評価満点から生まれた名曲秘話

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 シンガーソングライターの近藤夏子が、メジャーデビュー15周年を迎えた4月21日。自身がパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-金 午後1時~)のなかで、楽曲『リハーサル』について語った。

シンガーソングライターの近藤夏子

 インディーズ時代の2009年11月にリリースされたアルバム『コンドウマニア4』のリード曲だった同曲について、「じつは、『リハーサル』というタイトルじゃなかった」と明かした、近藤。もともとのタイトルは『応援歌』だったという。

 ライブを行う際、サポートメンバーに渡すコード譜には未だにそのタイトルがついたままなため、「毎回メンバーが困惑している(笑)」のだとか。

「タイトルだけでなく、サビのメロディも最初のものとは違っていた」とコメント。当時を振り返り、「所属していた事務所で、オリジナル曲を毎週5曲提出してスタッフから5段階評価をつけられる日々が2年間続いたなか、この『応援歌』が満場一致の“5”を獲得した」と述懐した。

 ただ、「サビが弱い」との指摘から10回ほど書き直し、いまのメロディが完成したそうで、「いわゆる“行ったり来たりメロディ”に落ち着いた。この曲で私のことを知ってくれた人もいるから、このメロディにして本当によかった」と現在の心境を述べた。

 オンエアでは、CDにあわせて同曲を熱唱。当時と変わらぬ歌声に、番組の相方を務めるタケモトコウジからは「音、ひとつも外せへんね」と感嘆の声が。これには、「ホンモノやねん(笑)!」と笑いまじりに反応していた。

 余談だが、同曲はTVアニメ「クロスゲーム」のエンディング曲として起用され、最終回には近藤が声優としても参加している。球場で応援するおかっぱの女の子に注目だ。

 メジャーデビュー15周年を迎えたこの日、デジタルシングル『Good day by day』がリリースされた。同曲は、映画『シケモクとクズと花火と』のために書き下ろされた1曲だ。

デジタルシングル『Good day by day』

 番組オンエア後には、大阪・十三にある「246 LIVEHOUSE GABU」で15周年記念ライブを実施。満員の会場でも、『リハーサル』を披露したという。ライブでは、7月12日(土)にサンケイホールブリーゼにて主催イベントを開催することが発表された。

メジャーデビュー15周年記念ライブの様子

※ラジオ関西『Clip月曜日』4月21日放送回より

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