和菓子職人の技術を結集、迫力の“工芸飾り菓子”木々や草花の生命力を表現 大阪・関西万博 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

和菓子職人の技術を結集、迫力の“工芸飾り菓子”木々や草花の生命力を表現 大阪・関西万博

LINEで送る

この記事の写真を見る(4枚)

 大阪・関西万博のORA(大阪外食産業協会)パビリオン「宴~UTAGE~」で、和菓子職人らによる工芸飾り菓子が展示されている。5月12日(月)まで。

『虹の煌めき』と題した作品は、1936(昭和11)年に創立した大阪の和菓子職人たちによる「大阪二六会(※にろくかい)」の有志が協力して製作。この会は製菓技術の伝承を目的として立ち上げた和菓子研究団体。

 日本の四季折々の木々や草花、自然の風景を表現した。

 材料として、粉砂糖と寒梅粉に水を加えた「雲平生地」を花びらに。白餡、米粉、餅粉、砂糖を混ぜ合わせて蒸した「餅平生地」を木、枝、葉に使用した。

 大阪二六会の岩田誠さんは。「こうした工芸飾り菓子は、和菓子職人だからこそできる特殊技術。木々の力強さ、繊細な草花を形づくり、大阪・関西万博のテーマ“いのち輝く未来”を表現した。和菓子芸術をリアルでご覧いただきたい」と話す。

 ※二六会の名称は結成された5月26日にちなむ

LINEで送る

関連記事