販促会社によっては「3本以上」となど勧める本数は様々ですが、業界では同じデザインを複数並べることはもはや常識になっているとのこと。
「実はもっと多くても良いのですが、大事なのは『同じのぼりをたくさん重ねて置く』ということ。より伝わりやすいように『同じのぼりを4本置いてくださいね』とアドバイスしています」(石井さん)
実際に、のぼりを統一することで新規客が増えるなど効果を実感する店も多いようです。
一方でアピールしたいポイントがいくつもあり、デザインを一つに絞るのが勿体無いと感じるクライアントも存在するのだとか。
その解決策として石井さんは「日ごとにまめに種類を変えること」をおすすめしているそうです。
「可能であれば数日に1回から1週間に1回、最低でも1か月に1回はのぼりの種類を変えることが“のぼり販促”を成功させるポイントとなります。これだけで地域の皆様にお店を知らしめる効果があり、『風景化しない』という利点もあります。定期的に変えるだけで『新規客が増えた』という話も良く聞きますよ」(石井さん)
そんな石井さんが、のぼり広告で影響を受けたのがコンビニの「ミニストップ」だったとのこと。
「数十年ほど前まではのぼりを統一させることが常識として浸透していませんでしたが、いち早く取り入れていたのがミニストップだったと記憶しています。統一感のほか色使いなど他の販促物と合わせるセンスもよく、弊社も参考にしており、業界内にも広がっていきました。今でものぼり広告のトップを走っているのはミニストップだと思います」(石井さん)
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実はかなり多くの意味があった複数並んだのぼり。見かけた際は気にして見てみてください。
(取材・文=宮田智也)



