「第2の人生で困らぬように」 元・虎風荘寮長の高木氏 “我が子”のごとき虎戦士たちへの思いを語る | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「第2の人生で困らぬように」 元・虎風荘寮長の高木氏 “我が子”のごとき虎戦士たちへの思いを語る

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「選手たちに常に言っていたのは、『自分の評価は他人が決める。だから続けなさい』ということ。指導者と一緒になって言うと、選手が間違ったり勘違いしても困る。そこはとにかく『続けて頑張りなさい』と伝えていました」と高木さん。

 高木さんはドラフト外で阪神に入団し、2年で退団。その後の7年間は野球メーカー「ゼットスポーツ」でサラリーマンとして働いていました。その経験を通じて、選手たちに社会人として自立する重要性を教えることができたと振り返ります。

「(野球しかやってこなかった人間が)辞めたときに『タイガースの選手』という形で社会に出ていっても通用しない。彼らが困らないように、ちゃんと挨拶することや時間を守ることを教えることが大切でした。この感覚を得られたサラリーマン経験は大きかった」(高木さん)

 番組の最後には、現在の阪神タイガースについても思いを馳せました。「僕らの時は本当に弱かった。6年間やって、常に下位でした。でも今は優勝争いをしていて、ファンの方も選手も盛り上がってますよね」と、現在の状況に心から喜んでいる様子が伝わりました。

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 選手たちが成長しチームが再び強くなっていることを見届けることができることは、高木さんにとって大きな喜びであり誇りでもあるようです。

(左から)パーソナリティーの田中大貴、高木昇さん、パーソナリティーの林歳彦

※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2025年5月12日放送回より

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