INAC神戸、新指揮官は元なでしこ・宮本ともみ氏「すべての方が熱狂できるチーム作りたい」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

INAC神戸、新指揮官は元なでしこ・宮本ともみ氏「すべての方が熱狂できるチーム作りたい」

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 女子サッカー・WEリーグのINAC神戸レオネッサの新監督に、昨年までなでしこジャパン(日本女子代表)でコーチを務めていた宮本ともみ氏(46)が就任することになりました。2日、INAC神戸が発表しました。

 神奈川県出身の宮本氏は、現役時代、主にボランチで活躍し、日本女子代表・なでしこジャパンで国際Aマッチ77試合出場の実績を持つ、日本女子サッカー界のレジェンドの1人。ママさん選手としても脚光を浴びました。2012年をもって現役を引退後、指導者に転身し、2017年からはU-16、U-17、U-19、U-20と、年代別の代表監督を務め、2021年からなでしこジャパンのコーチを務めていました。WEリーグでの監督就任は自身にとって初めてになります。

宮本ともみ氏(写真:INAC神戸レオネッサ)

 宮本氏は、「これまで数多くのタイトルを獲得し、なでしこジャパンに多くの選手を輩出してきた日本女子サッカー界を牽引する素晴らしいチームを、監督として率いる機会をいただき心から感謝しています。全てのタイトル獲得を求められる重責がありますが、そのプレッシャーを力に変え、いつも前向きに選手やスタッフと一緒に日々努力していきます」とコメント。「ファン・サポーターやメディアの方々、そして地域の皆さまを巻き込んでINACに関わるすべての方が熱狂できるチームを作っていきたいです。応援よろしくお願いいたします!」と意気込みを述べています。

 一方、戦力補強も積極的に行っており、WEリーグ他クラブの主力級を続々と獲得。5月28日には、INAC神戸のなでしこジャパンGK大熊茜選手(20)の姉で、WEリーグ通算80試合出場2得点という実績を持つジェフユナイテッド市原・千葉レディースMF大熊環選手(23)の完全移籍加入が決定。そして、5月31日には、ちふれASエルフェン埼玉のエース、キャプテンで、WEリーグ注目のスピード豊かなアタッカー、MF吉田莉胡選手(22)が完全移籍加入することも発表しています。

 なお、INAC神戸は、「2025/26 SOMPO WEリーグ」の開幕戦で、日テレ・東京ヴェルディベレーザと対戦することが決定。日程は8月9日、10日、11日のいずれかで、開催日の確定は6月9日の予定です。

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