シンガーソングライターの近藤夏子が、自身がパーソナリティーをつとめるラジオ番組『Clip』で、工藤静香のシングル曲『黄砂に吹かれて』の魅力を独断と偏見で語った。

同曲は、1989年9月にリリースされた通算8枚目のシングルで、作詞は中島みゆき、作曲・編曲は後藤次利が担当。チャートではオリコン1位を獲得し、往年の人気音楽番組『ザ・ベストテン』の最終回で1位を獲得したのもこの曲だ。
「いいイントロは口ずさめる」という持論を持つ、近藤。番組では、巻き舌を駆使してイントロを再現するシーンもみられた。
近藤は、「聞き手が手拍子したくなる『パン・パパン♪』というリズムをBメロで採用しているのもポイント」と解説。
さらに、「曲の後半、随所に現れる“2拍3連符”が効果的」とも指摘したうえで、「サビ・ラストの『旅人』という歌詞がすごく気持ちよく歌える」と説明。「旅人選手権、優勝!」 と高らかに宣言しつつCDに合わせて熱唱し、作曲・編曲を務めた後藤次利を「天才!」と称えた。

※ラジオ関西『Clip月曜日』5月26日放送回より





