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ボードゲームクリエイター×アナウンサー ラジオとともに歩んだそれぞれの道

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 坂口さんは、アナウンサーになりたてのころに感じた苦悩を振り返り、このように心中を吐露しました。

「地方局のアナウンサーって、記者やディレクターの仕事もぜんぶを自分でやるんですよ。やりがいを感じると同時にものすごく大変で、『アナウンサーに向いていないのかも』と思った時期もありました」(坂口さん)

 そんなとき、知人からかけられた「目の前のことを頑張れない人は、結局何も頑張れないよ」という言葉が支えに。地道に努力を重ねるなかで、少しずつ成長を実感できるようになったといいます。

 うれしかった出来事として語ったのは、高校時代からの夢だった、甲子園リポーターを入社8年目で実現できたこと。

「思い描いていた夢が叶った瞬間で、『やっててよかった』『すごく楽しい』と思えたので、そこでひと区切りがついた。『じゃあ次は、もう1つやってみたかったラジオを目指そう』との思いから、局を辞める踏んぎりもつきました」と、次のステップへ進むきっかけになったことを明かしました。

 番組の最後には、リスナーに向けたあたたかいメッセージが届けられました。

「自分自身を信じてあげることが大切だと思います。優しい人って、自分を責めてしまうなど、いろんなことがあると思うんです。でも、どうか自分自身の大切な命をちゃんと自分でほめてあげて、また新しい1歩を踏み出してもらえたらうれしい」(小野寺さん)

「頑張ることってしんどい部分もあるじゃないですか。だからこそ、『楽しいな』『好きだな』と思えることをまず大切にしてみるのがいいのかなと思います。『今日これを食べておいしかったな』とか、目の前にある小さな幸せを見つけて、少しでも毎日楽しく過ごしていただきたいです。そのおともにラジオがあるといいなと思いますので、ぜひ皆さんラジオ聞いてください」(坂口さん)

ボードゲームクリエイター・小野寺洋平さん(写真中央)、文化放送アナウンサー・坂口愛美さん(同右)、番組パーソナリティーのシンガーソングライター・川嶋あいさん(同左)

※ラジオ関西『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』2025年6月1日放送回より

◆『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(パーソナリティ:川嶋あい)◆
番組公式ブログ

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