「躍動の会」増山・岸口両県議、兵庫県議会初の問責決議“粛々と”受け止め 非公開データ漏えい | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「躍動の会」増山・岸口両県議、兵庫県議会初の問責決議“粛々と”受け止め 非公開データ漏えい

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 斎藤元彦・兵庫県知事らに対する告発文書問題で、昨年(2024年)の知事選挙期間中に、県議会調査特別委員会「百条委員会」の非公開部分の音声データを外部に漏えいしたとして、兵庫県議会は12日の本会議で、百条委員会元委員・増山誠県議(47)と、元副委員長・岸口実県議(60)に対する問責決議案を賛成多数で可決した。

 兵庫県議会での問責決議は初。

 決議は、辞職を求めるなどの法的拘束力を持たない。

 増山県議は、昨年10月に非公開で開かれた百条委の音声データを政治団体「NHK党」(当時・NHKから国民を守る党)の立花孝志党首(57)に提供。
 岸口県議は「元委員・竹内英明氏(2025年1月死亡)が斎藤知事を陥れた黒幕だ」などと記した文書を立花党首へ提供した。
 兵庫県議会は、「いずれも知事選の混乱を招き、百条委運営にも影響を及ぼした」としている。

「粛々とやっていく」増山県議(左)、岸口県議〈2025年6月12日午前 神戸市中央区〉

 増山、岸口両氏はいずれも、「粛々と(決議を)受け入れていく」と述べ、議場をあとにした。

 2人は維新から処分を受けて離党し、3月に地域政党「躍動の会」を立ち上げた。

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