“子育てしやすいまち”兵庫県神河町 今後は「妖精のまち」に? 気になるプロジェクトを担当者に聞く | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“子育てしやすいまち”兵庫県神河町 今後は「妖精のまち」に? 気になるプロジェクトを担当者に聞く

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 兵庫県のほぼ中央に位置し、四季折々の豊かな自然が広がる神河町。神戸や姫路からのアクセスもよく、「子供がすくすくと育つまち」という点でも注目されているのだとか。

 そんな同町が、この度「妖精のまち」としてPRすることが決定したという情報をキャッチ。「神河町役場ひと・まち・みらい課」で主事を務める谷口光さんに詳しい話を聞きました。

神河町役場の外観(C)2025神河町

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 商工観光振興事業や地域活性化事業を行う谷口さん。「妖精のまち」として広報することとなったきっかけについて聞くと、次のように回答。

「昨年の秋、観光協会の役員会にて神河町のマスコットキャラクター『森の妖精・カーミン』の新商品を開発する際に『仲間がいる方が良いのでは?』という意見が上がったことが始まり。ワーキングチームが発足され、定期的に会議を開き協議しています」(谷口さん)

 カーミンとはどんなキャラクターなのでしょうか? 谷口さんは「恥ずかしがり屋ですが、神河町のことが大好きで、まちのために奮闘する頑張り屋さん。チャームポイントは“大きな耳”。よくうさぎと間違われます(笑)」と話します。

『かみかわ観光ナビ』内の専用ページには、“ここだけのはなし”という欄に「ま~るい小さなしっぽがあるんだよ」と豆知識も記載されていました。

神河町のマスコットキャラクター・カーミン(C)2025神河町

 神河町の近くには、「妖怪のまち」として広報している福崎町があります。「現状、関わりなどは少ないですがこれからマスコット同士の交流を増やしていければ……と考えています」と目標を話した谷口さん。今後はまちを7つに分け、各ブロックごとに妖精のアイデアを募りキャラ作成していくとのことです(募集開始時期は未定)。

神河町の名所のひとつ「砥峰高原」(C)2025神河町

 谷口さんは最後に「これから先、さらに“よいまち”へ変貌を遂げます。ぜひ神河町に目を向けてもらえれば」とメッセージを発信しました。

美しい「仙霊茶園」の眺め(C)2025神河町

(取材・文=長塚花佳)

※ラジオ関西『Clip』水曜日 2025年6月18日放送回より

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