保護司が強調する地域での見守りの必要性 いまこそ必要『おせっかい』 27日には豊岡でイベントも | ラジトピ ラジオ関西トピックス

保護司が強調する地域での見守りの必要性 いまこそ必要『おせっかい』 27日には豊岡でイベントも

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 豊岡保護区保護司会では毎年、『高校生・中学生のための犯罪・非行予防教室』を開催しており、2024年には中学校(豊岡市立出石中学校)で初の実施が実現。中学校では乱用予防に特化した講演会が行われているため、開催は容易ではなかったという。

 同教室では、大麻や覚せい剤、オーバードーズ、SNS犯罪・被害、闇バイト、特殊詐欺、特定少年、犯罪に巻き込まれないための心構え、相談できる場所などについて紹介している。

 なお、今年の夏休み前には、豊岡保護区内すべての県立高校での開催が予定されている。

 7月は、『社会を明るくする運動』の推進月間。同運動は法務省が主唱しており、加害者も被害者も作らない地域社会づくりのために全国的に展開される。

 その一環として、6月27日(金)には豊岡市役所で『第75回社会を明るくする運動 豊岡保護区推進大会』を開催。内閣総理大臣のメッセージビデオ放映のほか、小中高生の作文コンテストの優秀作品の朗読なども行われる予定だ。

「豊岡保護区の生徒さんの作文は優秀で、兵庫県推進委員会兵庫県知事賞や兵庫県推進委員会更生保護協会理事長賞などを毎年のように受賞しているんですよ」(田中さん)

豊岡保護区推進大会の様子

 田中さんは、「同運動は、あくまでも7月が強化月間なだけであって、1年間を通じて行う必要がある」としたうえで、「犯罪非行を未然に防ぐためにも非常に重要な取り組み」と強調した。

 番組パーソナリティーの平田さんも、「地域での見守りの必要性」を強調。田中さんはこのように締めくくった。

「最近よく言われるのは、『おせっかいが重要だよ』ということ。ご近所、学校、各種施設で、私たち大人が意識して接する。難しいことですが、犯罪を予防できるような、そういう環境をみんなで作っていきたいですね」(田中さん)

◆「第75回社会を明るくする運動 豊岡保護区 推進大会」
日時:6月27日(金)14:00~
場所:豊岡市役所稽古堂3階
※7月1日(火)~31日(木)19:00~22:00
社会を明るくする運動のイメージカラー・黄色で、ライトアップ
場所:豊岡市役所豊岡稽古館、城下町出石の辰鼓楼

◆豊岡市更生保護サポートセンター
〒668-0045
兵庫県豊岡市城南町23-6
電話番号:0796-24-3900
営業時間:平日10時~16時※保護司が常駐(8月13日~15日、年末年始12月29日~1月3日は休み)

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『平田オリザの舞台は但馬』
放送日時:毎週木曜日 12:30~12:54
放送局:ラジオ関西(AM 558khz / FM 91.1mhz)
パーソナリティー:平田オリザ、田名部真理
メール:oriza@jocr.jp

『ラジコ』では放送後1週間はタイムフリーでの聴取が可能。番組では、平田オリザさんが、ともにパーソナリティーを務める田名部真理さんと、これまでの自身の話しや演劇界への思い、移住拠点となっている兵庫・豊岡、但馬地域について、トークを進めていく。

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