よく売れる商品について尋ねると、「特にこれというものはない」とのこと。
「いろんなカテゴリーの品を、いろんな思いのお客さんが買っていきます。みんな求めているものが違うし、ブームに乗って商品を変えるということはない」と説明してくれた通り、店内には幅広いカテゴリーの商品が並んでいます。
店を訪れていた20代後半の男性客にも話を聞きました。
聞くところによると、男性は以前からレトロなものが好きだったそう。「いまのブームによっていろいろ手に入りやすくなったという反面、めずらしい物はすぐに売れてしまう」と本音をこぼした男性は、「インスタで新しい商品が入るのをチェックしている」と明かしました。
ちなみに現在、新しい部屋をレトロな空気感にしたいそうで、この日は鉄のかたまりのようなレトロな扇風機を購入していました。
男性は、レトログッズへの思いについて、以下のように語りました。
「最近作られている“レトロ風”なものではなく、実際に経年劣化し、時間を積み重ねてきたもの(がいい)。どんな人が使っていて、どういう経緯で傷などが出来たかなどを想像するのも楽しんでいる」
取材に協力してくれた旧式生活雑貨店『神戸トランヂスタ』は夫婦で経営しており、「ノスタルジーいろいろあります」をコンセプトに、それぞれのこだわり商品をそろえているとのことです。





