サッカー・J1のヴィッセル神戸の選手たちが、アイドルや戦士、警察官などさまざまな姿に生成AIによって“変身”。そのグラフィックの総選挙の結果が、4日に発表され、各部門の人気ナンバー1が選ばれました。
生成AIを活用したファン参加型イベント「AI妄想劇場!ヴィッセル神戸グラフィック総選挙 Supported by 楽天ビューティ」では、ヴィッセル在籍選手が「シャイニングアイドル部門」「なりきりモーヴィ部門」「ヴィッセルファンタジー部門」「ジョブチェンジ部門」の4つに振り分けられました。
まず、「シャイニングアイドル部門」で1位に選ばれたのは、MF汰木康也選手。チーム屈指のイケメンが、前年までのイケメン総選挙に続いて、3連覇を達成しました。
「シャイニングアイドル部門の1位になれてとてもうれしいです。強力なライバルを抑えて3連覇を達成できたのも、投票してくれたファン、サポーターのみなさんのおかげです。ありがとうございます」と感謝を述べた、汰木選手。
「これまでのイケメン総選挙で2連覇してチームもリーグ2連覇ができているので、今回のアイドル部門でも1位を取れて縁起的にもリーグ戦3連覇に向けて良い流れかなと思います。リーグ後半戦もこの勢いをもって戦っていきたいです」とコメント。この受賞の影響もあったのか、5日のJ1第23節湘南ベルマーレ戦では、リーグ戦14試合ぶりのゴールで勝利に貢献しています。
一方、クラブマスコット「モーヴィ」に扮した「なりきりモーヴィ部門」を制したのは、MF佐々木大樹選手です。
クラブの育成組織出身、サポーターからの人気もうなぎのぼりのアタッカーは、今回の1位受賞について、「AIグラフィック総選挙のモーヴィ部門で1位を獲得できて、うれしく思います。僕に投票してくださったみなさん、ありがとうございます。モーヴィになりきれた部分も大きかったのかなと思います。ヴィッセルファミリーの中でも、DJファミリーの皆さんのおかげです。まずはモーヴィ部門で一冠を獲れたので、来年、再来年とまた違う部門を制覇していけたらと思います」と述べました。
ちなみに佐々木選手も、先の湘南戦ではリーグ戦で5試合ぶりの得点を記録。また、現在、J1リーグ2位の7アシストにも表れているように、チームへの貢献度は高いものがあります。
まるで2.5次元舞台を思わせる、壮麗なビジュアルが特徴的な「ヴィッセルファンタジー部門」で、FW大迫勇也選手、FW宮代大聖選手らを抑えてトップに輝いたのは、GK新井章太選手です。
「海神アーライ」という勇ましいAIビジュアルは迫力満点で、「正直、総選挙で自分の画像が出た瞬間から1位だと分かっていました」と、ベテラン守護神も満足の出来だったよう。「完璧なビジュアルでした。ボスみたいな感じでしたし、本当にありえそうな画像でした。公開されると選手のみんなも爆笑してくれましたし、グッズや画像の要望もあるくらいで、他のチームの選手からも連絡があったくらいです。投票していただいたみなさん、ありがとうございました。アーライのような漢になれるようにサッカー選手として頑張っていきたいです。守れる漢になりたいと思います」と感想を語っています。
今季のJ1リーグ戦こそ出場機会はなく、控えGKとしてのベンチ入りが続いていますが、チームを盛り立てる“兄貴”は、後半戦もクリムゾンレッドに不可欠な存在と言えるでしょう。





