大阪・関西万博のウォータープラザで、レジオネラ属菌の検出を受けて6月4日以来中止していた人気の水上ショーが7月11日、再開した。




この日の夜、会場・夢洲上空に雷雲が近づいたため、大屋根リング上への立ち入りが規制されたが、37日ぶりの開催とあって、「アオと夜の虹のパレード」には観覧予約客のみならず多くの立ち見客が詰めかけた。


千葉県鎌ケ谷市から訪れた20代のカップルは、「2か月前に、きょう(7月11日)の予約が取れたものの、1か月以上もの中止に『もう見れないかも』とあきらめていた。ショーが再開されると聞いて、前日の夜に大阪へ。予約を取り消さなくて良かった」と満足気だった。

5月30日〜6月7日にかけて、会場南側(海側)にある「ウオータープラザ」の海水から指針値の最大20倍に当たるレジオネラ属菌が検出されたが、より詳細な結果が得られる検査を実施した結果、人が肺炎を引き起こす可能性のあるレジオネラ属菌はほとんど検出されなかったことが判明。


■「水と空気のシンフォニー」(昼帯)は、会期中の毎日11時~16時の毎時0分から約5分間(予約不要・無料)。
■「アオと夜の虹のパレード」(夜帯)は、約30分間(着席エリアは予約が必要)。
8月31日までは▼19時30分〜、▼20時30分〜
9月1日〜10月13日は▼19時10分〜▼20時30分〜






