神戸ポートタワー、ホテル、レストラン、アリーナ、観覧車に観光船、まちなかにも!世界的な人気者ミッフィーが神戸港周辺のあちこちに出現する大規模イベント「KOBE PORT TOWER×Dick Bruna TABLE in KOBE Waterfront」が23日からスタートする。期間中、ミッフィーのイラストをあしらった装飾やスイーツ、グッズ、ルームプランまで、ファンならずとも楽しめる企画が続々と展開。イベントを主導する通販大手「フェリシモ」(神戸市中央区)の担当者は「神戸に1泊してミッフィーとともにゆっくりと街を巡りながら、神戸の魅力を存分に味わってもらいたい」とPRする。9月22日(月)まで。

ミッフィーの作者はオランダの絵本作家、ディック・ブルーナ(1927~2017年)。2025年はミッフィー誕生から70年にあたる。今回のイベントは神戸ポートタワーの展望フロアなどを運営するフェリシモが企画。神戸港周辺の事業者に呼び掛け、計15の施設とスポットで実施することが決まった。
開催に先立ち開かれた記者発表会で、神戸観光局の小林令伊子専務理事は「阪神淡路大震災から30年、再開発が進むウォーターフロントエリアは神戸の新たな顔になりつつある。この夏、同エリアを体感できるイベントが始まるのは有意義なこと」とあいさつ。フェリシモの矢崎和彦社長は「ウォーターフロントがミッフィーの世界に包まれ、さらに輝きを増す。今後も多様な形で取り組みを発展させていきたい」と話した。

各施設での主な企画は以下の通り。
■神戸ポートタワー
▽屋上展望デッキのガラスウォールにミッフィーのフォトスポット▽地上108メートルのタワー頭頂部にミッフィーフラッグ▽展望4階にある光のミュージアムではブルーナのイラストとコラボ▽展望3階の回転カフェ&バーでは限定スイーツを提供▽展望2階ではポートタワーとコラボしたオリジナルグッズを販売▽低層3・4階レストラン・カフェ&バーでブルーナの世界をイメージしながら神戸の海と山を表現したスイーツ提供▽低層3階エレベーター前に日付や名前を刻印できる限定記念メダルの販売機設置▽タワー南側のイベントスペース地面にミッフィーの目と口を描画







