国際空港となった神戸空港から 兵庫県民が行きたいのは「韓国」が1位に | ラジトピ ラジオ関西トピックス

国際空港となった神戸空港から 兵庫県民が行きたいのは「韓国」が1位に 

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 兵庫県の20~30代の若者が「神戸空港から行きたい海外渡航先」は、韓国が1位となりました。

 神戸空港国際化から3カ月となるのに合わせ、神戸―ソウル(仁川)便を運航する大韓航空は、兵庫県内に住む1000人(20~60代男女)を対象に、海外旅行に関する意識調査を行いました。

撮影:三上公也氏
撮影:三上公也氏

 神戸空港から行ってみたい渡航先を複数回答で尋ねたところ、20代では韓国が45.3%で1位となり、2位はヨーロッパで32.1%、3位は台湾で28.3%でした。30代では韓国が35.9%で1位、2位は台湾の26.0%、3位ヨーロッパ25.2%と続きました。また、神戸空港で国際便の運航が始まったことについて、「知っている」が38%、「なんとなく聞いたことがある」が28%で、県民の6割以上が何らかの形で知っているという結果になりましたが、「知らなかった」という回答も34%に上りました。

 これまで、海外旅行に行く際には、過半数が関西空港を利用していましたが、今後神戸空港の国際線を利用して海外に行ってみたいかを尋ねたところ、「ぜひ利用したい」が21%、「機会があれば利用したい」42%と、6割以上が前向きな回答を寄せ、「あまり利用したいと思わない」は19%、「わからない」が18%でした。

 神戸空港の国際線を利用する際に重視するポイントを、複数回答できいた所、「自宅からのアクセスの良さ」が最も多く69.9%となり、今後、神戸空港の国際線利用者が増えることが期待されます。

画像提供:大韓航空
画像提供:大韓航空

 調査を行った大韓航空によりますと、神戸―ソウル便は1日2便就航しており、4月以来、非常に多くの人が利用したといいます。担当者は、「食事もおいしく、K-POPやドラマをお好きな方にも文化的な観光スポットをお好きな方にも楽しんでいただける国だと思います。ソウルを訪問される方も多いですが、地方も巡っていただきたいです」としています。

 大韓航空は仁川国際空港をグローバルハブ空港として世界40カ国117都市に就航しており、今回の調査で同社は「ソウルを経由してさらにその先(アメリカやヨーロッパ)へ行きたいという声もある。神戸からソウル、さらにソウルを経由して世界各地に向かう人が増えるのではないか」と期待を寄せています。

撮影:三上公也氏
撮影:三上公也氏
撮影:三上公也氏

 神戸空港は、2025年4月18日から「国際空港」となり、韓国(ソウル)をはじめ、中国(南京・上海)、台湾(台北・台中)を結ぶチャーター便が週40便運航されています。また9月28日からは新たに中国・北京を結ぶ国際チャーター便が就航する予定です。

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