



そして1998年、長野冬季オリンピックのアイスホッケーで金メダルを獲得したことに触れ、ステージでは柔道着姿のサーカス団員らが背負い投げのポーズを見せたことも、「スポーツは日本とチェコをつなぐ絆だと信じている」と話した。


パベル大統領は日本館、ドイツ館をめぐった。そこで環境や循環型経済、チェコと共通した問題に取り組む姿勢を感じたという。

自国のパビリオンは、開幕まで1年を切った2024年4月に大末建設(大阪市中央区)と建設契約を結んだ。短い工期、700kgを超える特注ガラス…さまざまなハードルが課せられた。


さらにチェコ産のCLTパネルと、前例のない条件の中、ガラスや木材はチェコから運び、チェコと日本、両国の職人たちと協力し、約9カ月で完成にこぎつけた経緯がある。
「パビリオンの設計、建設、運営は簡単なことではない。チェコだけではなく、日本の協力者に感謝したい」と話す。







