【インテグリティに基づくワイルドライフマネジメントA・B・C(衣食住)】
農業被害対策で捕獲される兵庫県内のニホンジカの命を無駄にしない取り組み。シカ肉を使ったジビエ料理、シカの革やツノで作られるファッションアイテム、骨を活用した食器や酒器などのセレクトショップを巡り、「衣食住」をテーマに、兵庫のシカをまるごと1頭有効活用する様子がわかるプロジェクト。
大阪・関西万博開催期間中の土曜・日曜に、尼崎万博P&R(パークアンドライド)駐車場近くで開催されている『ひょうご楽市楽座』で、神戸県民センターは8月30・31日と、9月6・7日、10月4・5日の、計6日間出店する。ひょうご楽市楽座だけを楽しみたい場合は、無料駐車場や阪神尼崎駅からの無料直行バスも用意されている。


神戸県民センター管内で抱える課題として、内藤センター長は「人口減少や少子高齢化によって、地域団体の担い手不足や住民同士の繋がりの希薄化、地域の活力の維持をどうするのかが気がかり」と話した。新長田エリアでは兵庫県と神戸市の合同庁舎が完成し、その近くには『新長田キャンパスプラザ』として大学や専門学校が入ったことで「昼間の人口が阪神淡路大震災前の90パーセントくらいまで回復した」という。「これをもって震災復興市街地再開発事業は終わったが、これからも神戸市と連携しながら地元のにぎわいづくりを頑張っていかなければならない」と力を込めた。
内藤センター長は「神戸に30年以上住み、去年4月に神戸県民センター長に就任し、仕事もプライベートも神戸一色。それでもなお、まだまだ知らない市内の魅力がある。市民の方は他の区へ、市外の方は神戸に、ぜひ足を運んでほしい」と呼びかけ、締めくくった。
※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』2025年7月23日放送回より



