入場者最多更新ならずも “打ち上げられなかった花火、再び” 夢洲の夜空に大輪の花 大阪・関西万博 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

入場者最多更新ならずも “打ち上げられなかった花火、再び” 夢洲の夜空に大輪の花 大阪・関西万博

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 大規模な花火大会の開催で多くの来場者でにぎわった大阪・関西万博の8月23日(土)の入場者数は、一般来場者が17万1000人、各パビリオンやメディアなどの関係者が1万9000人、計19万人だった(前日比 +3万4000人)。

夜空に満開、大輪の花「未来につなぐ希望の花火〜打ち上げられなかった想いを、もう一度夜空へ」〈2025年8月23日 19時23分撮影 大阪市此花区・夢洲〉

 一般来場者数は6月28日の18万4900人が最多で、今回はそれを上回ると予想されていたが、その数には届かなかった。

 この日の花火大会は、「未来につなぐ希望の花火〜打ち上げられなかった想いを、もう一度夜空へ」と銘打ち、キリンビール(本社・東京都中野区)と日本が誇る花火の魅力を世界に発信するJapan Fireworks Expoの共催。

 兵庫県川西市の猪名川花火大会、大阪府高石市のシーサイドフェスティバル、福島県相馬市の花火大会、山口県の秋吉台観光まつり花火大会など、これまでに7府県で中止となった大会の花火玉を打ち上げ、夢洲の夜空に赤色や黄色の大輪の花が咲き、観客から大きな歓声と拍手が上がった。

 日本の誇る伝統文化「花火大会」は現在、物価高騰による運営費の増加や人員・警備体制の強化、自治体の財政難、花火師の高齢化や後継者不足などから、中止や縮小を余儀なくされるケースが全国で相次いでいる。一度途絶えた大会の再開や定期開催は困難であり、地域・企業・行政が一体となって守り伝えることが求められている。

「よしもとwaraii myraii館」では人気の“盆踊りのアシタ”盆踊りにカラオケやダンスを融合した新しいエンターテインメント〈2025年8月22日 18時55分撮影〉
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