兵庫県選手団、結束を誓う 国民スポーツ大会に向け、結団式 斎藤知事「県の名を全国にとどろかせて」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

兵庫県選手団、結束を誓う 国民スポーツ大会に向け、結団式 斎藤知事「県の名を全国にとどろかせて」

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 9月6日から滋賀県で開かれる第79回国民スポーツ大会「わた SHIGA 輝く国スポ」に参加する兵庫県選手団の結団式が27日、神戸朝日ホール(神戸市中央区)で開催され、選手団約170人が結束を誓った。

拳を上げ「頑張ろう!」と声を合わせる選手団(2025年8月27日午後、神戸市中央区)

 式には選手団のほか、斎藤元彦・兵庫県知事が会長を務める兵庫県スポーツ協会関係者、高校の応援団、県マスコットのはばタンも参加。国歌斉唱、選手団紹介の後、大会で旗手を担当する、なぎなた競技の浅沼友貴選手(近畿大学附属豊岡高校・中学校)に県旗が授与された。

授与された県旗を掲げる浅沼友貴選手(右)

 団長の斎藤知事はあいさつの中で、自身の好きな映画が「リトル・ダンサー」であるとし「(同作は)さまざまな困難に直面しながら才能を開花させていく物語。子どもは誰もが才能を持っていて、部活などで才能が開花する可能性がある。子どもたちの無限の可能性を引き出す機会をつくることは県の責任、大人たちの責務だ」と述べた。その上で、「これまで培ってきた力を十分に発揮して兵庫県の名を全国にとどろかせてほしい。輝かしい成果を目指してともに頑張りましょう」と激励した。

激励の言葉を述べる斎藤元彦・兵庫県知事

 ソフトテニス競技の佐藤日香莉選手(東芝姫路)は「皆さんの期待に応えて日頃の練習の成果を存分に発揮したい。チーム兵庫一丸となって男女総合成績8位以内入賞を目指し、正々堂々、最後まであきらめずに全力で競技することを誓います」と決意表明。式の最後には全員で拳を上げて「頑張ろう!」と士気を高めた。

宣誓する佐藤日香莉選手(右)

■注目選手(個人)
・佐藤日香莉(さとう・ひかり)選手/ソフトテニス成年女子に出場
国民スポーツ大会で同種目は兵庫県が2連覇中。佐藤選手は昨年の優勝に大きく貢献し、3連覇を目指す

・浅沼友貴(あさぬま・ゆき)選手/なぎなた成年女子(形)に出場
昨年の国スポで優勝。2連覇を目指す

・花盛奏太(はなもり・そうた)選手/レスリング少年男子80kg級 インターハイ2025優勝

・渡邊湧斗(わたなべ・ゆうと)選手/空手道成年男子(形) 全日本学生空手道、男子形で優勝

■注目の団体競技
・新体操少年女子
兵庫大学附属須磨ノ浦高等学校新体操部の選手が出場。国スポにおいて、過去4年で3度の優勝、1度の準優勝

・ハンドボール少年女子
神戸星城高等学校ハンドボール部の選手が出場。インターハイ2025 全国ベスト4

エールを送る兵庫県立芦屋高校の応援団
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