作品を所蔵するウンブリア国立美術館の学芸員ベルスカ・ピッキアレールリ氏は、ペルジーノについて、「調和が取れ、柔らかく優美な人物描写や透明感のある色彩が特徴で、日本の美意識ともつながる。コンテンポラリーな画家だった」と評価する。


“芸術は人生を再生する”をテーマとするイタリアパビリオンは、没入型映像などではなく、彫刻や絵画などの実物の展示が人気を呼んでいる。


開幕時からナポリ国立考古学博物館所有の古代ローマ時代(紀元2世紀)の彫刻『ファルネーゼのアトラス』、カラヴァッジョの絵画『キリストの埋葬』、レオナルド・ダ・ヴィンチの1000枚以上にわたるスケッチと記述のコレクション『アトランティックコード』といったイタリア最高峰の美術品を展示。5月からはミケランジェロの彫刻『キリストの復活』も加わり、閉幕日まで鑑賞できる。


※イタリア・ルネサンス時代の三大巨匠〜レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ








