兵庫県西宮市でアパレルカフェ「RAT★RACE」を営む小川尚久さん。神戸市公認のロックバンド・ワタナベフラワーのラジオ番組(ラジオ関西『Clip』)にて、ショップの仕入れや店の敷地内にある神社、そして西宮への愛について語りました。

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2000年の9月に西宮市の香櫨園で古着店からスタートした同店。小川さんは、アメリカから商品を仕入れるために何度もアメリカに行ったそうで、「コロナ禍になるまでの20年間は、ロサンゼルス、ハワイ、グアムに何度も通っていました。アメリカにはトータルで100回くらい行っています」と話します。
3度の移転を経て、現在は西宮市大谷町でアパレルカフェを営む小川さん。店で販売しているTシャツやトートバッグなどのオリジナル商品には、西宮発のブランドとしてのこだわりが詰まっているとのこと。
「2010年から販売を開始したオリジナル商品には、西宮・苦楽園・夙川などの地名をデザインとして取り入れています。また、TシャツはオリジナルTシャツプリント工場『エビスファクトリー』、カバンは『オーダーバッグ専門店Nunu』など西宮の業者を利用しており、メイドイン西宮で地元愛を密かにアピールしています」(小川さん)

西宮への愛がこれほどまでに強い理由については、「西宮に生まれ育ち、地元が大好きだから。都会で商売したいとは思わないです。地元でお店をする方が難しいじゃないですか」と話します。店の敷地内には先祖代々守ってきた神社があることでも知られ、祠は同市夙川で「布団・うどん・生活雑貨・クリーニングの店」を営んでいた祖父が建立したのだとか。

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神社だけでなく、地元愛も受け継いだ小川さん。今後の目標について、「日本全国、そして世界中でオリジナル商品を着てくれる人が増えてほしいと願っています」と語りました。
(取材・文=迫田ヒロミ)






