70種類ほどある日本の「一人称」。この数字は世界と比較してもトップクラスに多く、使い方は男性・女性・身分によって分けられるそう。関西を中心に活躍するお笑いコンビ「はるかぜに告ぐ」はこれに注目、自身らがパーソナリティーを務めるラジオ番組にて取り上げた。
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【男性の一人称】
よく聞くのが「ぼくちん」。小さい子や“ぶりっ子”する男性が使う。地域限定で使われるものとしては、九州地方の「おい」や北陸地方の「うら」が紹介された。

【身分の高い人が使う一人称】
華族の女性が使う「こなた」、武士の「それがし」が挙げられる。特に後者は時代劇などで耳にする人も多いだろう。パーソナリティーの2人も「聞いたことある!」と盛り上がっていた。

【女性の一人称】
昔の遊女たちが“お国訛り”を隠すために使っていた一人称「あちき」。とんずは番組内で、小さい頃「あちき」と使っていたエピソードを明かした。ほかにも、女性が目上の人に使う「わたしめ」などもピックアップされた。

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花妃は現在の一人称に「わたし」や自分の名前(本名)を使うことが多いそうだが、小学生のころは「うち」と言っていたのだとか。今回紹介された中で、花妃は「ぼくちん」を気に入ったよう。「これから文化人、ないし“ぼくちん系女子”としてやっていきたい」と話した。

※ラジオ関西『Clip火曜日』より
(2025年 8月19日放送回)




