いつもキレイにしてくれている清掃員さんがぼやいてしまうのもわかりますし、「汚してしまって申し訳ないなあ」という気持ちもあります。ですが、私も男ですから、男性からの意見もわかるんです。
そのあたりを踏まえて、「一歩前へ!」の違和感をどうしていけば良いのだろうか……。

方法として考えられるのは、小便器の形を変えること。さらには、便器の壁をいまよりも奥にして、両サイドも広く大きくする。
そして、下部の少しだけ出っぱっている“タレ受け”部分をもっと大きく前にせり出させて、それをまたぐようにして立ってすれば、近づいて用を足してもはね返りは軽減するし、飛び散りにくく、便器の外にこぼれにくくなります。
これにより、足の位置や体勢もしっかりするのではと思いますが、小便器の開発が必要になるだけでなく、スペースの問題、そして大がかりな取り替え工事をしなければなりません。

なので、どうせ取り替えるならいっそのこと、外のトイレも自宅のトイレのように座って用を足す洋式スタイルに統一し、男性の立ち小便スタイルをやめて小便器そのものをなくしていくのはどうだろうか。

※ラジオ関西『バズろぅ!』2025年9月6日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)






