伊東マンショのアンドロイド 石黒浩氏が監修 大阪・関西万博イタリア館 “伝えたい、日伊の歴史”

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 イタリアの政府代表を務めるマリオ・ヴァッター二氏は、「イタリアのことだけではなく、イタリアと日本のつながりを伝えることが私たちのねらい。日本人として初めてヨーロッパを訪れた若者、伊東マンショを取り上げたのは理由がある。今回のアンドロイド展示については、私が石黒氏に働きかけた。イタリア国内の大学でロボティクスの話をすると、石黒氏の名が必ず出てくる。万博ならではの企画とコラボレーションを楽しんでもらいたい」と意気込みを見せた。

 舞台衣装制作が専門で、アンドロイドの衣装を作製した先崎(ますさき)慶さんによると、イタリア・マントヴァ(ミラノにほど近い、イタリア南東部の都市)の教会が、伊東マンショの肖像画をもとに復元した衣装から忠実に再現したという。

衣装を担当した先崎慶氏(写真左)

 そして、アンドロイド(ロボット)の場合、排熱や配線の問題があるため、テキスタイルを変えた.。これまでに着物を使用したことはあったという。
特殊な仕組みで素早く着脱できる早替え衣装にも携わっていたので、その技術が生きたという。作製に1か月を要した。

来館者と目線を合わせることができる
手先の動きもしなやかに
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