『男と女』のテーマにチャンチキの音…日本とフランス、音楽を融合 大阪・関西万博 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

『男と女』のテーマにチャンチキの音…日本とフランス、音楽を融合 大阪・関西万博

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 大阪・関西万博は9月13日、フランスのナショナルデーを迎え、「愛の讃歌」をテーマに日本とフランスの絆をアピールした。

大阪・関西万博 フランスナショナルデーで熱唱するマイア・バルーさん〈2025年9月13日EXPOナショナルデーホール「レイガーデン」〉

 この日、EXPOナショナルデーホール「レイガーデン」で開かれた文化プログラムに、日本とフランスにルーツを持つ歌手マイア・バルーさんが登場。

 「アン・ドゥ・トロワ!」の掛け声とともに、東京音頭や会津磐梯山、ソーラン節など日本の民謡をアレンジ、フランス語で歌い上げた。
 そしてステージを盛り上げたのは、日本の伝統的打楽器・チャンチキやトロンボーン、ソプラノサックスなどを自由に奏でる“ちんどんブラスバンド”。さらにアコーディオンとビアノが加わった。

 マイアさんの父、ピエール・バルーさんが歌ったフランス映画の名作『男と女』のテーマ曲も、チャンチキを鳴らしつつ歌い上げるなど、観客に「フランスと日本の間を気持ち良くさまよってほしい」とメッセージを送った。

 フランスは、パリに博覧会国際事務局(BIE)本部を擁する。セレモニーでスピーチしたロラン・サンマルタン貿易担当大臣は、「万博の歴史は日仏交流の歴史でもある」と話した。

 日本の万博参加は、1867年のパリが最初。江戸幕府、薩摩藩、佐賀藩がそれぞれ独自に出展した。この時、漆器や陶磁器、浮世絵など、フランス人が知らなかった日本の美術工芸、文化を紹介するショーケースとなった。

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