
書簡を研究したエヴァ・ワブノ=ファレンツカ氏(ポーランド産業教育発展財団)によると、学術的なことだけではなく、当時の政治情勢やプライベートなやり取りが記されているのが興味深いという。

そのうえで、「これらの手紙を通じ、2人が化学を通じて世界をより良くしたいと考えていたことがわかる」と話した。

プロジェクトのメンバーは、「キュリーが今、日本で書簡集が出版されたことを知ったら、とても喜ぶだろう」と話す。

そしてキュリーの『私は化学者。実験室では、単なる研究者ではなく、自然現象に心を動かされる子どものように純粋な存在だ』という思いを゙感じることができる」とコメントした。








