大阪・関西万博 “未使用券”にささやかな救済措置…1日数百枚の交換、正午~夜間の入場券に

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 日本国際博覧会協会は25日、 大阪・関西万博の閉幕日までほぼ全ての予約枠が埋まった状況を踏まえ、入場券販売を9月いっぱいで全て終了すると発表した。
 追加の入場枠を未使用券に充てる。

夜間も多くの来場者でにぎわう大阪・関西万博〈2025年9月25日 19時32分撮影〉

 購入済みの入場券のうち、来場日時を予約できずに未利用となっているものについての救済措置。9月27日~10月12日まで、1日当たり数百枚を会場東ゲートの引換所で「当日券」「夜間券」へ、元の券の種別に応じて先着順で交換する。 交換できない場合でも、払い戻しはできない。

▼「当日券(正午以降に入場可能)」は午前11時から、▼「夜間券(同午後4時以降)」は午後3時45分から、それぞれ引き換える。
なお、新規販売は当日分が26日で終了、公式サイトでは30日が最終となる。

 不正転売を防止するため、来場者1人につき、未利用チケット1枚に限り交換する。

 万博に入場するには、入場券購入後に専用サイトで入場日時の予約が必要。こうした中、閉幕までの来場予約枠が全ての日程で確保できない状況が続き、購入したにもかかわらず、未使用券が多く残っていることが指摘されている。

 博覧会協会は、「すでに入場券を持っている人を優先し、 予約できなかった方に少しでも来場いただけるようにしたい」としている。

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