西日本初のプロアイスホッケーチーム『スターズ神戸』始動! 迫力満点のアジアリーグ初シーズンに注目 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

西日本初のプロアイスホッケーチーム『スターズ神戸』始動! 迫力満点のアジアリーグ初シーズンに注目

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 西日本初となるプロアイスホッケークラブ「スターズ神戸」から、外崎慶監督と主将・青山大基選手が、このたび、ラジオ番組に出演。9月6日(土)に開幕した『アジアリーグアイスホッケー2025-2026シーズン』への意気込みを語った。

写真左から、近藤夏子(シンガーソングライター)、「スターズ神戸」外崎慶監督、キャプテン・青山大基選手、タケモトコウジ(ラジオDJ)

 チームの前身は、1994年に甲南大学体育会アイスホッケー部OBを中心に発足した社会人チーム。2024年5月に法人化し、2025年から「スターズ神戸」の名称を引き継ぎ、アジア最高峰の国際プロリーグ「アジアリーグアイスホッケー」に正式参入した。

 外崎監督は現在、日本代表やU20代表のアシスタントコーチを兼務。かつて、U18代表監督として青山選手を指導した経歴もある。「スターズ神戸は新卒の選手も多く、プロのキャリアがある選手は数名なので伸びしろがあるチーム。1試合ごとに力をつけていきたい」と期待を込めた。

 スターズ神戸には、日本、韓国、中国など、海外出身者を含めた選手が在籍している。監督は日本語と英語を使いわけて指示を出しており、国際色豊かなチーム環境が整っている。アイスホッケーは、北米が盛んなスポーツであるため、本場でやるには英語力が必須となる。そのため、選手はTOEIC600点以上のスコアが求められるという。

 青山選手は「英語はまだまだ勉強中」としながらも、「プレー面だけでなく言語の壁を越えたコミュニケーションも重要」と話した。

 今季のアジアリーグは、日本5チーム、韓国1チームの計6チームで構成。9月6日(土)に開幕し、来年3月15日(日)までのレギュラーシーズンは8回総当たりで行われ、その後、上位4チームがプレーオフに進出する。

 スターズ神戸は、9月20日(土)と21日(日)の開幕シリーズで、横浜グリッツのホームに乗り込んだ。しかし、1-6、2-3と2連敗を喫し、リーグ戦初陣を飾ることはできなかった。

 10月も栃木日光、北海道とアウェイでの試合が続き、ホーム開幕戦は11月1日(土)と2日(日)。尼崎スポーツの森アイススケートリンク(兵庫県尼崎市)で、レッドイーグルス北海道を迎え撃つ。

 アイスホッケーの試合は、パックをスティックでたたく音やフェンスにぶつかる音、選手同士のぶつかり合い……その迫力は生で観戦してこそ味わえる。選手が通りすぎたあとに風を感じるほどのスピード感も体感することができる。

 外崎監督は、「生で見るのがいちばんおもしろい。まだ走り出したばかりのこれからのチームなので、勝敗というより、観に来てくれたお客さんに感動を届けるということを選手にも伝えている。勝っても負けても感動していただける試合をお届けするので、ぜひ観に来てほしい」と語った。

 新たに加わったスターズ神戸が、今シーズンのリーグをどう盛り上げるのか。注目が集まる。

※ラジオ関西『Clip月曜日』より

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