一方、大人のほうがビビってまう人が多いみたいで……。20代くらいのカップルの彼女のほうがまず小さいほうでチャレンジしようと上まで登り、いざすべろうかなと思ったんですが、急にこわくなったのか、手すりをギュッと握りしめながら「あかん、あかん! やめる! 早く助けに来て〜!」と絶叫。

結局、彼氏に助けに来てもろて、すべらんと降りてきました。その彼女が言うには、「下から見ているのとぜんぜん違う。角度と高さが想像を超えてた」と状況を説明。
それを聞いて思わずわろてた彼氏に、「そんなんやったら、あんたすべってみいや!」とキレ気味に言ったところ、彼氏は急に真顔になって「ムリムリムリ!」と断っていました。
私も久しぶりにすべりましたが、すべり終えたあと、「こんなにこわかったっけ!?」と、大の字になりながら秋空を見上げてました。

そのあとも、すべって楽しむ人が次から次へとひっきりなしでした。登場から12年も経ちましたが、彩都なないろ公園の“超こわいすべり台”は相変わらずの人気ぶりでした。
※ラジオ関西『バズろぅ!』2025年9月27日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)






