ヴィクトリーナ姫路 期待の新戦力 日本代表の野中瑠衣 初ピンクユニは「逆にどう見えていますか?」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ヴィクトリーナ姫路 期待の新戦力 日本代表の野中瑠衣 初ピンクユニは「逆にどう見えていますか?」

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 そのときには、コート上でも、試合後のファンサービスでも、とにかく明るく笑顔を絶やさない姿が目立っていました。本人いわく「淡々とやるよりは盛り上げるタイプですが、(笑顔を)特別、意識しているわけではない」そう。「ポジティブないい影響を、チームやだれかに与えられる人間というのは本当にすごいこと。自分はそういう人間になっていきたい」と、前を向きます。

野中瑠衣選手(写真:ラジオ関西)

 そんな背番号12に、もう1つ、聞いてみました。「姫路のピンクのユニホームの着心地はいかがですか?」

 すると、「どうですか?(笑)」と、野中選手が逆質問する場面も。「私は今までピンクのチームとか、ピンクのユニホームを着たことがなかったんですが、外から見ていてすごく魅力的だなと思ったし、自分もけっこう好きな色。気分的にはすごくうれしいです!」と、新たなユニホームはすでにお気に入りの様子でした。

 ちなみに、「似合ってますよ!」と返すと、「ありがとうございます!」と、晴れやかなスマイル付きで答えてくれました。

 姫路でのプレシーズンマッチでは、「小さいお子さん連れの家族など、たくさんの年代の方が応援に来てくれた。すごく温かい雰囲気で、声援も熱い。私自身、プレーヤーとしてすごく感動しましたし、応援に背中を押された。『声援に応えたいという気持ちはこういうことなんだな』とすごく感じた」と、野中選手はヴィクトリーナのファン・サポーターが作り出すホームゲームの熱気に感動する様子も。

野中瑠衣選手(写真:ラジオ関西)

 野中選手は今シーズンにかける意気込みについて、次のように述べています。

「自分としては移籍を決めたことも含めて大きな挑戦を決めたなか、毎日少しずつ成長していきたい。長いシーズンなので、いいとき・悪いとき、試合に出られるとき・出られないときなど、いろんなことがあると思うが、自分がなりたい自分というのを見失わないよう、このシーズンが終わったとき、いまより成長したと思って終わるようがんばりたい。それが結果、チームの力になると思うので、チームに貢献できるようがんばります!」

 同じく日本代表の宮部藍梨選手や福留慧美選手、タイ代表のチャッチュオン・モクシー選手、新加入のミラ・トドロヴァ選手(元ブルガリア代表)とカミーラ・ミンガルディ選手(元イタリア代表)といった国際経験豊富な選手がひしめくヴィクトリーナ。その中で、野中選手がどんな成長を遂げていくのか、期待は膨らむばかりです。「『かわいいだけじゃ』ない!」攻守にアグレッシブなプレー、コートを活気づける明るいキャラクター、そして、ニコニコスマイルからは、これからも目が離せません。

野中瑠衣選手(写真:ラジオ関西)
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