世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」から縄文の生活を知る 京都文化博物館で『どっグ~』な展覧会 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」から縄文の生活を知る 京都文化博物館で『どっグ~』な展覧会

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遮光器土偶 青森県立郷土館蔵 風韻堂コレクション
遮光器土偶 青森県立郷土館蔵 風韻堂コレクション
遮光器土偶 青森県立郷土館蔵 風韻堂コレクション
遮光器土偶 青森県立郷土館蔵 風韻堂コレクション  後姿も見ることができる

「縄文時代の暮らしは、原始的ではなく、人々は自然と共生し、豊かな暮らしをしていた」と話すのは、今展を監修する岡村道雄・奥松島縄文村歴史資料館 名誉館長。「例えば、人々は狩りをして道具をつくり、祭りでは感謝して安全を祈る。また女性は、髪飾りや耳飾りなどでおしゃれをし、子どもを可愛がる。縄文時代の生活は、現代の生活文化の基礎ともいえる」と解説する。

重要文化財 しゃがむ土偶 福島市蔵
重要文化財 しゃがむ土偶 福島市蔵 出産を表現したものとされる
後手土偶 一戸町教育委員会蔵 出産の様子を表しているものと見られ、「子どもの頭が出てきている」(岡村名誉館長)

結髪土偶 栗原市教育委員会蔵
結髪土偶 栗原市教育委員会蔵
イノシシ形土製品 原資料:重要文化財 東北歴史博物館蔵
イノシシ形土製品 原資料:重要文化財 東北歴史博物館蔵

 岡村氏は「単に可愛い、優れたデザインというだけでなく、それらは願いを込めて作られたもの。出土したものから、当時の人々がいかに生き生きと暮らしていたのか、感じ取ってほしい」と話す。

京都文化博物館 別館(旧日本銀行京都支店)
京都文化博物館 別館(旧日本銀行京都支店)

■特別展「世界遺産 縄文」
2025年10月4日(土)~11月30日(日)
京都文化博物館 4・3階展示室(京都市中京区三条高倉)
10:00~18:00(金曜日は19:30まで)入場は閉室の30分前まで
休館日 月曜日(ただし、10月13日、11月3日、11月24日は開館)、10月14日(火)、11月4日(火)、11月25日(火)

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