

「縄文時代の暮らしは、原始的ではなく、人々は自然と共生し、豊かな暮らしをしていた」と話すのは、今展を監修する岡村道雄・奥松島縄文村歴史資料館 名誉館長。「例えば、人々は狩りをして道具をつくり、祭りでは感謝して安全を祈る。また女性は、髪飾りや耳飾りなどでおしゃれをし、子どもを可愛がる。縄文時代の生活は、現代の生活文化の基礎ともいえる」と解説する。




岡村氏は「単に可愛い、優れたデザインというだけでなく、それらは願いを込めて作られたもの。出土したものから、当時の人々がいかに生き生きと暮らしていたのか、感じ取ってほしい」と話す。

■特別展「世界遺産 縄文」
2025年10月4日(土)~11月30日(日)
京都文化博物館 4・3階展示室(京都市中京区三条高倉)
10:00~18:00(金曜日は19:30まで)入場は閉室の30分前まで
休館日 月曜日(ただし、10月13日、11月3日、11月24日は開館)、10月14日(火)、11月4日(火)、11月25日(火)




