神戸・元町を中心とした恒例イベント「第14回KOBE豚饅サミット2025」が、11月10日(月)から16日(日)まで開かれる。神戸から日本を元気にとの思いで、老舗豚まん店関係者ら有志による実行委員会が主催。「大阪・関西万博の次はぜひ神戸に来て豚まんを楽しんで」と呼び掛けている。

期間中は、前夜祭、オリジナル豚まんの販売、セレモニー、特別メニュー提供などの企画を展開する。メインイベントとなるオリジナル豚まんの販売は11月15日(土)・16日(日)の2日間、大丸神戸店(神戸市中央区)1階北側外廊で実施。神戸の老舗豚まん店「老祥記」の「松茸豚まん」、「神戸元町四興樓」と「南京町民生」による「初コラボ・合わせて創業155年豚まん」、「三宮一貫楼」の「タンタン☆スパイシーまん」をはじめ、ホテルオークラ神戸「丸ごとアワビ入り神戸ポークの大きな豚饅」、神戸ポートピアホテル「神戸ポークの本格角煮豚まん」なども登場。
神戸以外からは、横浜中華街「江戸清」の「肉屋のトンテキまん」、長崎新地中華街「蘇州林」の「肉包子(にくまん)」、熊本「山水亭」の「豚饅」、仙台「桂雀花」の「肉まん」が参加し、地元のパン店「イスズベーカリー」「ケルン」も独自の“豚ぱん”を用意する。豚まんをコンプリートしたセット「まんぷくBOX」も数量限定で販売。




10日午後6時半からは「神戸新開地・喜楽館」(神戸市兵庫区)で前夜祭を行う。落語家の桂三実さんによる創作落語の披露や「KOBE豚饅娘コンテスト」、クイズ大会などを実施。入場料は1000円で、来場者全員に豚まん詰め合わせセットがプレゼントされる。
「豚饅の日」である11日は、午前10時45分から老祥記でセレモニーを開催、豚まん型のくす玉割りなどを行う。また期間中は、神戸を代表するベーカリーやレストラン計11店が限定オリジナルメニューを提供。
サミット発起人の1人、老祥記の曹英生さんは「年に1度のお祭りで、万博後のグルメイベントでもある。神戸に観光に来るきっかけにしてもらえたら。熱烈歓迎します」と話した。





