ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとネオ昭和アーティストの阪田マリンが木曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後1時~)で、サマンサがプロデュースした謎のアーティスト・samsonixを紹介しました。
samsonixは、「サマンサ・アナンサ自身から派生し、爆誕したアーティスト」と公式発表されている謎のアーティストで、このたび、楽曲『infinite -881 ソノサキへ-』をリリース。マリンからの質問に、プロデューサーのサマンサが何でも答えるというスタイルでトークが進みました。

まずは、楽曲のジャケット写真について。白ベースの衣装は、以前より交流のあったデザイナー・コシノミチコさんがサンプルとして作ったものを着ているそうです。
「撮影は、松竹芸能ならではのスタイルで進んだ」と話す、サマンサ。赤色の背景はなんと、DAIHATSU心斎橋角座の緞帳(どんちょう)なのだとか。ちなみに、カメラマン・照明はマネージャーが担当したといいます。
そのうえ、撮影はほかの芸人がリハーサルを行っているなかで実施されたそうで、まさに「身内で進められた撮影」だったそう。サマンサは、「曲の売れ行き次第では、次回は自分で撮った写メがジャケットになるかも」と語りました。

楽曲冒頭に出てくるセリフを務めたのは、昨年、サマンサとともに同番組のパーソナリティーをしていたインスタグラマー・ウラリエであることを公表しました。
歌詞にある「瞳は日差しに照らされて」は、マリンと過ごしているときの出来事がきっかけで生まれたのだそう。番組収録後、一緒に電車に乗っている際、きれいな夕日がマリンの瞳を照らしていたそうで、その際のマリンの「夕日がまぶしい」という言葉を聞き、「歌詞になりそう」と直感したといいます。

この話を聞いたマリンは、「歌詞の表現方法が好き」とコメント。サマンサが「自分に関連している人たちとの接点から生まれた歌詞」と話す様子からも、サマンサからのメッセージやダブルミーニングが込められていると感じます。





