そのあとも、何陣か、代わるがわる子どもたちが家に来て「トリック・オア・トリート!」と言うてきたときにも、「トリック、トリック」と言いましたが、イタズラをしてくるキッズお化けたちは1人もいませんでした。
これじゃ、「トリック・オア・トリート!」と聞いてくる意味ってある?
キッズお化けたちが家に来たら、最初から「トリート、トリート!」と言うたらいいんちゃいますん?
なんだか腑に落ちないので、ハロウィンの本場・アメリカの知り合いに「アメリカのキッズお化けたちはイタズラしないの?」と尋ねてみました。
すると返ってきたのは、「いやいや、めちゃくちゃイタズラしよんで」という言葉。
聞くと、「家の壁に落書きをしたり」「小麦粉をまき散らしたうえに生卵を投げてきたり」「ポストにマヨネーズやケチャップを入れたり」と、やりたい放題らしい。
そんな恐ろしいことをされるんやったら、さっさとお菓子を渡したほうがええやん。
「トリックこわあ!」
やっぱり、「トリート・オア・トリート!」でお願いします。ハッピーハロウィン!
※しかし、アメリカのキッズお化けたちのイタズラに対して、大人の寛容さに驚きです。ハロウィンのイベントは日本でもかなり浸透してきていますが、一方で日本の大人たちのイタズラに対する理解と心の準備がまだできていないようにも感じました。

※ラジオ関西『バズろぅ!』2025年11月1日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)






