“妖精のまち”で出会う「ジェラート」と「お茶」 神河町で辿る銀の馬車道《PR》 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“妖精のまち”で出会う「ジェラート」と「お茶」 神河町で辿る銀の馬車道《PR》

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 店内には、銀馬車かぼちゃをはじめ、地元の特産を使った色とりどりのジェラートが並びます。

数々のジェラートが並ぶショーケース (提供:株式会社ひよこカンパニー)
数々のジェラートが並ぶショーケース(提供:株式会社ひよこカンパニー)
銀馬車かぼちゃのチーズケーキ(提供:株式会社ひよこカンパニー)

 お店を営むのは、幼少期を神河町で過ごしたあと、再びこの地に移住してきた4人兄妹 。「このまちの良さをたくさんの人に知ってもらいたい」と話します。

 地元愛が込められたジェラートには、甘味料などを加えず素材の良さを引き立たせる工夫が。やさしい甘みと素朴な風味が広がります。

 続いて訪れたのは、自転車で30分ほど走った場所にある株式会社仙霊。ここでは、300年の歴史を誇る「仙霊茶」が作られています。

 その名は、中国の古い詩『七碗茶詩』にある「仙霊(せんれい)の境地に至る」という一節に由来し、1725年に京都・宝鏡寺の宮様からその名を授けられたといいます。今年はちょうど、300周年の記念の年なのだそうです。

茶畑の様子
茶畑の様子

 仙霊茶は、農薬も肥料も使わない自然栽培で作られ、すっきりとした飲み口が特徴。本来、お茶は野菜の7倍ほどの肥料が必要とされるため、この栽培方法はとても珍しいのだとか。

 敷地内には茶畑を望むカフェも併設されており、青々とした茶畑の前でお茶をいただくひとときはまさに癒しの時間。この地でしか味わえない体験を求め、沖縄県などの遠方から訪れる人も多いそうです。

お茶を楽しむことが出来るテラス席
お茶を楽しむことができるテラス席

「ハートの町」神河町を象徴する妖精と、手づくりジェラートで笑顔が広がる場所。そして、300年のときを超えるお茶の香り——。

 神河町を自転車で巡る旅は、どこか懐かしく、やさしい風に包まれるような時間でした。
銀の馬車道が運んだのは、人々が大切に受け継いできた“物語”そのものなのかもしれません。

(取材・文=洲崎春花)

※ラジオ関西「谷五郎の笑って暮らそう」より

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