博物館の「中の人」を追体験! 標本を食べる虫も登場 「学芸員のおしごと」展 大阪市立自然史博物館

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 展示を担当した中条武司学芸員(地質学)は「博物館の中で働く学芸員がどんな仕事をしているか、あまり知られていないのではと考え、企画した。博物館の標本の多様性や市民の協力によってコレクションが充実していっていることを知ってほしい。多くの人に展示を見てもらい、観察会で実際の自然に触れてもらうことで、地域の自然が未来へと受け継がれていくことにつながれば」と話した。

会場の様子。中央左側にあるのはニタリクジラの頭骨

 なお会場では、小中高校生の自由研究の成果を紹介した「ジュニア自由研究・標本ギャラリー」を同時開催している。

◆特別展「学芸員のおしごと―集める・調べる・伝える―」
会場 大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
(〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23[長居公園内])
日程 2025年11月1日(土)~2026年2月1日(日)
時間 9:30~16:30(入場は16:00まで)
休館日 月曜日(ただし、月曜日が休日の場合はその翌平日)、12月28日~1月5日
観覧料 大人500円、高大生300円
問い合わせ 同館06-6697-6221

「学芸員のおしごと」展サイト https://omnh.jp/tokuten/2025oshigoto/

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