スマートフォンやオンラインサービスの普及により、「カタログギフト」「お歳暮」といった“贈り物のスタイル”が変わりつつあるといいます。中でも注目を集めているのが「eギフト(電子ギフト)」なるものだとか。一体どういうものなのでしょうか? 株式会社ギフトパッド(本社:大阪市)の副社長・幡井良至さんに話を聞きました。

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幡井さんによると「eギフトとは、URLやQRコードを通じて手軽にギフトを贈るシステム」とのこと。ちなみに、幡井さんの会社では紙のカタログギフトをデジタル化した仕組みを展開しているそうです。
同社のサービスが具体的にどういったものかというと、例えば結婚式の引き出物カタログを「QRコードが印刷されたカード1枚」にしたもので、コードをスマホで読み取りオンライン上でギフトと交換します。

ハード紙が何枚も使用された従来のカタログは“ページをめくる楽しみ”はあるものの、その分重量感たっぷり。渡される側の負担になるというデメリットがありました。ですが、持ち帰るのがカード1枚であれば、非常に軽量かつ「ペーパーレス」「環境負荷の軽減」などSDGsにも繋がります。

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デジタル機器が広く普及していなかった時代では当たり前だった歳暮や中元。日本人ならではとも言えるこれらの習慣は、今や減少の一途を辿っていることは否めません。しかし、企業間取引やオンライン上のコミュニケーションでは「感謝を伝える新たな手段として、eギフトが定着しつつある」と幡井さん。贈られる側に配慮しつつ環境も守られるeギフトは、デジタル時代の新しい贈り物文化としてこれからも進化していきそうです。

※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2025年10月20日放送回より




