ネオ昭和アーティストの阪田マリンがドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとともに木曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後1時~)。阪田マリンが、昭和レトロ雑貨を中心に、懐かしい看板や日本人形などさまざまな“変わったもの”を取り扱う「奇貨屋白昼夢」(東大阪市)をレポートした。

オープン当初は大阪市住吉区で営業していたが、建物の老朽化により立ち退きを余儀なくされ、阿倍野へ。そこからさらに移転し、現在では東大阪市で営業している。マリンは店が阿倍野にあるときから通っており、「麻雀牌型の指輪などを買ったことがある」とのだとか。
マリンは、「店に入るとすべてが異世界で、『ここはどこだ?』『いまは何年だ?』と思うような空間になっている」と紹介。店内の写真を見たサマンサは、店内に鳥居があるという状況に驚いていた。
そんな奇貨屋白昼夢店は、白昼夢ユカさんとタカシさんの夫婦で営んでいる。昔から収集癖があったタカシさんと、それに影響されるかのようにいろいろと集めるようになったユカさん。家の中が現在の店内のような状態になり、「店でもしようか」という話が出たその日、その足で物件を探しにいったのだそう。
商品数が多くなりすぎたいまでは、店主のユカさんも数えきれないほどになっているという。
男兄弟に挟まれて育った育ったユカさんは、子どものころに『人造人間キカイダー』の魅力にどハマリ。「スイッチやレバーを集めたことが、物を集めるきっかけになった」と振り返り、いまでも、「電車やバスの押しボタンを見たらたまらない」ことを明かした。実際に、店には何らかのスイッチが売られている。
マリンから「スイッチ好きに共感できるか」と尋ねられたサマンサは、「スイッチにはそんなにシンパシーを感じていません。スイッチはスイッチです」と笑いながら回答した。





