現代の視点で見つめる民藝 兵庫陶芸美術館「MINGEI ALIVE」 マルテル坂本学芸員が解説

朝鮮 《染付秋草文壺》 18世紀前半 日本民藝館蔵 1910年に学習院の学友と共に文芸雑誌『白樺』を創刊し、西洋近代思想や美術などを精力的に紹介していた柳宗悦でしたが、1914年、朝鮮陶磁との出会いをきっかけに、やがて民藝の思想を深めていきます。素朴な絵付けのシンプルな壺は、柳にとって、「そのままで美しい」と思える無垢な魅力を湛えていました
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