現代の視点で見つめる民藝 兵庫陶芸美術館「MINGEI ALIVE」 マルテル坂本学芸員が解説

富本憲吉 《色絵金銀彩四弁花模様蓋付飾壺》 1956年 兵庫陶芸美術館蔵 民藝運動の草創期に参加しながら、後に運動とは距離を置いた富本憲吉の晩年の最高傑作の一つ。恐らく柳の考える民藝とは対極の美しさを示すものですが、模様とかたちにオリジナリティーを求めた富本のうつわは、何といっても現代的でお洒落だったのです。富本はその美しさをより多くの民衆に届けたいと願っていました
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