立花孝志容疑者、一転「名誉毀損容疑認める」 真実相当性争わず 竹内元県議・遺族、示談拒否 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

立花孝志容疑者、一転「名誉毀損容疑認める」 真実相当性争わず 竹内元県議・遺族、示談拒否

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 竹内英明・元兵庫県議(2025年1月死亡)に関する虚偽発言をしたとして名誉毀損容疑で逮捕された政治団体「NHKから国民を守る党」党首・立花孝志容疑者(58)が、一部容疑を認める方針に転じたことがわかった。

 接見した石丸幸人弁護士が14日、「真実相当性は争わない」とする今後の弁護方針を動画投稿サイト・ユーチューブで明らかにした。石丸弁護士ら弁護側(立花弁護士の弁護人は計3人)が促し、立花容疑者本人も納得しているという。

 立花容疑者の逮捕容疑は、竹内元県議に関する発言を“生前”と“死後”に行ったことが名誉毀損に当たるとしている。

 立花容疑者は当初、「情報源を含め、真実相当性(真実と信じるだけの十分な理由と根拠)がある。不起訴、あるいは無罪を確信している」と容疑を否認していた。

立花孝志容疑者に接見した石丸幸人弁護士〈2025年11月14日 自身のYouTubeより〉

 生前の発言は、「(元県議が)黒幕だ。警察の取り調べを受けているのは間違いない」などというもので、真実相当性があれば容疑は成立しない。立花容疑者は、「発言には、真実相当性があった」との主張を取り下げ、「根拠が不十分だった」として、竹内元県議の遺族に謝罪するという。

 死後の発言は、「(元県議が)あすにも逮捕される」という内容。名誉毀損罪の成立には、虚偽という認識があったかが重要な要素となるが、石丸弁護士はこの点については明らかにしていない。

 石丸弁護士らは、立花容疑者への情報提供者に対しても接触し、弁護方針をより具体化するという。

一部の容疑を認める方針に転換するとみられる立花孝志容疑者

■遺族への示談、拒否される

 立花容疑者は遺族に対し、代理人弁護士を通して示談を申し込んだが、遺族側から拒否された。しかし今後も示談を進める意向を示しているという。

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