「感謝の気持ちは絶対に忘れない」 総合格闘家・萩原京平選手 “人生の転機”はRIZINデビュー | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「感謝の気持ちは絶対に忘れない」 総合格闘家・萩原京平選手 “人生の転機”はRIZINデビュー

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 総合格闘家として活躍する萩原京平さんが、ラジオ番組で自身の歩みについて語りました。

総合格闘家・萩原京平選手、パーソナリティーのKanon

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 総合格闘技について聞かれた萩原さんは「蹴り・パンチ・投げ・締め……何でもアリで、制限されているルールが一番少ない格闘技です」と説明。筋肉をつけるための自身が行うトレーニングは器具で高負荷をかけるものではなく、「対人の組み合い」だけなのだとか。

 大阪府豊中市出身で、中学時代は元気を持て余す生徒たちが集められるラグビー部に入部。「ラグビーに打ち込んでいたというより、遊びたい気持ちの方が強くて。練習にはあまり行っていませんでしたね……行かなすぎて顧問が探しに来たことも。でも、試合は楽しくて頻繁に出ていました」と振り返ります。当時の自分を“楽しいことが好きで飽き性なヤツ”と表現する萩原さん。「特に目標もなく、楽しければそれで良くて。そんな普通の少年でした」とのこと。

 格闘技に初めて触れたのも中学時代でした。地元に24時間営業のジムができ、そこで遊んでいるときに経験者に格闘を教えてもらい「楽しい」と思ったのが始まりだったとか。17歳の頃には遊び仲間の1人が試合に出たことをきっかけに、自らも出場するようになったそうです。

 当初は緊張で体が硬直したこともあったそうですが、現在は試合の際の緊張を「ポジティブな集中力」として活用できるようになったと語ります。その秘訣については「しっかり準備をして自信を持つこと」と明かし、試合当日は観客の声援もエネルギーに変えていると明かしました。

 さて、萩原選手にとっての転換期は「RIZINデビューが決まったとき」だといいます。

「当時は誰にも知られていなかった自分が、試合を重ねるごとに知名度を上げ、多くの人に応援してもらえる存在になれた。どん底の経験から立ち上がることができたのも、応援してくれるファンやスポンサーの支えがあったからこそ」(萩原さん)

 最後に、生きていくうえで大切にしている事を聞きました。「自分一人の力では本当に何もできません。周りの人たちへの感謝を忘れることが一番アカン。毎日感謝を忘れないようにしています」と熱く述べ、萩原さんはインタビューを締めくくりました。

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「格闘技への熱い情熱」「支えてくれる人たちへの感謝」。このふたつを胸に、萩原さんは次なる試合に向けて準備を進めています。

※ラジオ関西『ハートフルサポーター』2025年10月27日放送回より

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